意外に多い顎関節症治療・咬合治療

occlusion
of
teeth

意外に多い
顎関節症治療・
咬合治療

what is

顎関節症とは

顎関節症とは、顎の痛み・口を開けにくい・顎の関節から音がするなどの症状を伴う、
顎の関節や周辺筋肉の病気です。

顎関節症は多くの方が経験する病気でありながら、
原因や効果的な治療法が明確になっておらず、世界で共通の定義がありません。

possibility

こんな症状があれば
顎関節症が
疑われます

  • ・顎を動かすとカクカクと音がする
  • ・大きく口を開けられない
  • ・噛み合わせに違和感がある
  • ・口を開けると顎が痛む
  • ・慢性的な肩こり
  • ・頭痛に悩んでいる

一つでも当てはまるものがあれば、顎関節症が疑われます。

こんな症状があれば顎関節症が疑われます

treatment

当院の顎関節症の治療方法

スプリント療法

スプリント療法

睡眠時の食いしばりや歯ぎしりなどで顎に過度な負荷がかかっている場合、歯を覆うマウスピースを装着する治療を行います。5~6種類ほどの豊富なマウスピースの中から症状やお口の状態に合わせて選び、顎への負担を徐々に軽減させます。

顎関節症は一度の治療で治るものではないため、マウスピースをきちんと装着することが大切です。透明タイプのものであれば目立ちにくく、日中に使用しても大きく目立ちません。マウスピースの装着に不安のある方でも、少ない負担で治療を進められます。

咬合治療

咬合治療

不正咬合が疑われる場合、顎の状態を診断するためのレントゲン撮影や、現状の噛み合わせを確認し、症状に合わせた最適な治療を行います。被せ物や詰め物の高さに問題がある場合は、削って調節もしくは新しく作り直すこともあります。

噛み合わせは身体の健康状態をバランスよく保つために、とても重要な役割を果たしています。慢性的な肩こりや頭痛にお悩みの方は、不正咬合が原因かもしれません。

セルフケア

セルフケア

顎関節症は、日ごろの習慣が症状と関係していることがあります。歯科医院での治療を受けるだけでは改善しない場合、ご自身で気を付けて生活することで症状が軽くなる場合があります。

顎の関節への負担を軽減させるため、硬いものを食べる頻度を減らす、頬杖をやめる、姿勢を正したりするなど、小さなことが改善へつながると考えられています。

what is

咬合治療とは

咬合治療とは、食べ物を食べるときや
リラックスしている状態に「歯と歯がどのように噛み合わさっているのか」に焦点を当てた治療です。
歯本来の食べ物をかみ砕き咀嚼するという「機能」を十分に発揮できるよう、
数ミクロン単位の細かい調整を行い、さまざまな不調の改善を目指します。

歯列矯正との違い

歯列矯正は、出っ歯・受け口・デコボコなどの歯並びや噛み合わせの問題を改善する治療です。症例に合わせて矯正装置を取り付け、歯を抜いたり動かしたりして歯並びや噛み合わせを整えます。

口元の印象も改善されるためコンプレックスが解消され、人前で自信を持って話せたり笑顔に自信を持てるようになったりする効果もあります。

咬合治療と歯列矯正との違い

possibility

こんな症状があれば不正咬合が疑われます

こんな症状があれば不正咬合が疑われます
  • ・歯の詰め物や被せ物がよく割れる
  • ・歯にヒビが入っている
  • ・顎の関節に違和感を覚える
  • ・食べ物をきちんと咀嚼できない

一つでも当てはまるものがあれば、不正咬合が疑われます。歯並びが整っていても不正咬合と診断されることがあるため、不調を感じたらお気軽にご相談ください。

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不正咬合の治療方法

不正咬合の治療は、歯をわずかに削って少しずつ調整します。
健康な歯を削ることもありますが、
不正咬合の治療が原因で歯に痛みがでたり、しみるようになったりすることはありません。

嵌合位(かんごうい)の調整

嵌合位(かんごうい)
調整

真っすぐに噛んだときの噛み合わせを調節します。
一人ひとりの歯の状態に合わせて、全体の歯の噛み合わせを精密に調整していきます。

機能時の調整

機能時の調整

顎を動かしたときの噛み合わせを調節します。きちんと噛み合うことで、咀嚼時の過度な負担を軽減できるようになります。